立川の歴史をたどる
商店街の今昔物語

「空の都」から「商都」へと激動の時代を歩み、今なお発展を続ける立川。地域の要として活気ある街づくりに貢献してきた商店街の歴史とともに、70年余りの軌跡をたどってみましょう。
写真提供/(株)立川印刷所

かつて「映画の街」と呼ばれていた立川には10館の映画館がありました。現在はシネマシティとなっている「立川セントラル劇場」は昭和26年にオープン。大正時代に開館した立川名画座は、南口の区画整理に伴い昭和61年に歴史の幕を閉じました。

昭和45年ごろのすゞらん通り。東側から駅に向かっての様子です。商店街のアーチにはすずらんの形のネオンサインが。

立川市商店街連合会 
これまでのあゆみ

1947

立川市商店会連合会設立(17商店会)

1948

第一回商工振興祭

1954

第一回立川納涼花火大会(日野橋ほとりの多摩川河原にて)
第一回立川秋の商工まつり

1958

立川市商店街一斉休業日が制定(毎月第三月曜日)

1959

第一回商店街対抗野球大会

1962

市内商店の売上が総額四百億円を超え都下14市のトップに

1963

第一回大立川観光祭り
第一回SDS市

1964

第一回ミス三多摩コンクール
機関紙「商連だよりたちかわ」創刊

1966

立川市商店会連合会を立川市商店街振興組合連合会に改組

1972

立川市商店街振興組合連合会 創立25周年式典

1983

立川商連青年部会結成

1988

第一回バッカリ市

1989

第一回えんえん祭り

1993

広報紙「まいど新聞」を創刊

1997

立川市商店街振興組合連合会 創立50周年式典

2000

立川商連おかみさん会(女性部会)結成

2003

第一回たちかわ楽市

2008

たちかわ商店街 研究会活動開始
第一回輝く個店振興事業
広報紙「ホームタウンたちかわ新聞」創刊

2010

第一回立川つまみぐいウォーキング

地域発展のために東奔西走!歴代理事長のご紹介

初代・中野喜介 2代目・斉藤俊 3代目・草野忠正 4代目・高橋武美 5代目・伊藤良三

老舗のルーツを探れ

古き良き昭和の時代から、地域に根ざしてお店を営む老舗2軒の歴史とルーツをたずねました。

印刷・物販業 
立川印刷所

立川が飛行場だった頃から米軍基地時代を経て、商業都市として発展を続ける現在まで、街の変遷を見守り続けてきた歴史ある印刷屋さん。

(株)立川印刷所
住所 立川市富士見町5-6-15
電話 042-524-3268
WEBサイト www.yamas.co.jp

昭和13年

昭和13年頃の作業風景。活版・石版印刷が全盛だった時代は、職人が棚から活字を拾って並べ、手差しの印刷機で刷っていました。

現在

基地の街だった立川ならではの、レトロアメリカンな雰囲気。

和菓子 
立川伊勢屋 本店

創業以来、長らく地元で愛され続ける老舗和菓子店。伝統の味を守りつつ、アニメ作品や立川のキャラクターを刻印したどら焼きなどのコラボ企画にも積極的。

立川伊勢屋 本店
住所 立川市高松町3-17-1
電話 042-522-3793

昭和32年頃

先代の頃の店内風景。創業当時から変わらず、こだわりの原材料を使った体にやさしい味わいの和菓子を毎朝手作りしています。

現在

立川通り沿い、家紋の入った看板が老舗らしい店構え。

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